なでしこホテル渋谷 | innto(イントゥ)

なでしこホテル渋谷

NADESHIKO HOTEL SHIBUYA

【ホテル名】 NADESHIKO HOTEL SHIBUYA 様
【施設住所】 東京都渋谷区神泉町 10-5
【インタビュイー】 小仲井 様
【施設URL】https://nadeshiko-hotel.jp/index.html

観光客やビジネスユースまで多くの利用客を誇る、女性専用のカプセルホテル「NADESHIKO HOTEL SHIBUYA」(なでしこホテル 渋谷)様にお伺いし、小仲井 様よりinnto(イントゥ)の導入経緯から現在の活用方法、利点などをお聞きしました。

なでしこホテルは都内でもまだ数少ない女性専用のカプセルホテルということですが、どのような経緯で生まれたのでしょうか?

実はこの建物自体が、U-SENの社員寮でした。4年前にインバウンド需要を見据え、どういう施設を作るとより効果が高いかから始まりました。その時点ではまだ女性専用というコンセプトはなく、渋谷区のこの立地を活かした宿泊施設を運営する場合、条例を守りながら広さを活かすにはカプセルホテルにしようという結論に至りました。
その後、カプセルホテルならば女性専用にしようということが最初に決まりました。男女共有の方が確かに収益面では上る可能性がありますし、カプセルホテルのユーザーは男性層の方が多いのですが、その分女性はお風呂の時間が限られたり客室が少なかったりと不便なことも少なくありません。
そこで、女性専用と振り切って、マーケティングの効率を上げることにしました。また、女性がカプセルホテルをどういった用途に使うのかというのは、顧客を女性だけに絞らないとなかなか見えてこないのです。

実際、どのようなニーズでの宿泊が多かったのでしょうか?

当初は観光利用が大半を占めると考えていましたが、実際は約半数がビジネスユースです。場所が渋谷なので、メディア関係で退社が遅くなった人はもちろんですが、イベントなどで1~2週間程度の長期滞在をされるお客様もいらっしゃいます。3割ぐらいが長期滞在のお客様です。
催事や春先には特にビジネスユースの方が増えます。たとえばショッピングセンターで4日程度のイベントがあると、設営などの前後も入れて5~6日の宿泊をされるお客様が増加します。

inntoはその中でどのように活かされているのでしょう?

長期滞在の方が増えると、部屋割を決めていく際に今日明日から泊まる方でも、来週や再来週の予約まで見ていかないと、1~2週間泊まる方のお部屋割ができないのです。
それがinntoだと、グーグルカレンダーのように一覧できるので確認・共有もできるし、顧客管理も非常に負担が減りました。

そもそもinntoを選ばれたきっかけというものはなんだったのでしょうか?

うちは24部屋の小規模なホテルです。そのため管理にかかるコストが大きくなると、お客様に触れるところにかけるコストに影響が出てしまいます。
私達の思いとしては、お客様に直接触れる場所にコストをかけていきたいという思いがありました。
丁度コストの見直しをしていた時にinntoのスタートが重なったので、では使ってみようかと。

実際に運用してみて、大体コストはどれくらい削減できましたか?

約半分ですね。運用にかかっていたさまざまなコストを含めると、大体そのくらいの削減になっています。
今までのシステムだとまず共有するために紙ベースで印刷して、各自でチェックする作業が発生していたのですが、今回はクラウド型なのでこの場にいない人も確認作業ができますし、見やすいUIでさっと一覧できるので「あの人が言っていたことはこのことか」というのがすぐ確認できます。
なので、見えない経費を含めるともしかしたらもっと大きいかもしれません。

選定までには時間がかかったのでしょうか?

選定と言うか、これにしようというのは割と早い段階で決まっていました。ただ、入れ替えのタイミングや運用の慣れまでに時間がかかり、その分ご厚意で試用期間を伸ばしていただきました。
おかげで色々とチェックを重ねていくうちに7月までかかっての導入になってしまいましたが、じっくりと時間をかけて試しながらすすめることができたので、運用の移行はスムーズでした。

乗り換えのきっかけとはなんだったのでしょうか?

ウィンカルはとても良いシステムでした。ただ、そもそも規模に対してオーバースペックでした。
その点、inntoは今のホテルの規模と運用に対して丁度いいサイズ感と機能、そしてコストパフォーマンスの良さです。

実際に乗り換えてみて、良さを実感するところはありますか

丁度夏休みに入って長期の滞在が非常に増えてきました。もちろん、そういったお客様がキャンセルすることもあれば、4泊の予定があと2泊したいなど延泊のご依頼なども増えてきます。そういった時に、inntoにして視覚的にわかりやすいスケジュール管理ができるようになったおかげで非常に助かっていると、スタッフの声が上がっています。
新しい長期滞在と延泊、飛び込みのお客様など、パズルのようになる宿泊の部屋割も、一目瞭然で非常にわかりやすく、操作しやすい点が一番良さを実感しているところですね。

システムの扱い方もスタッフで差はあまり大きくありませんか?

個人的に向き不向きはありますが、日頃から積極的に触っているスタッフだと我々よりも操作に精通して「ここの数字おかしくないですか?」とか「ここが気になるんですけど」と声をかけてくれます。
スタッフからも非常に声を出しやすく、情報の風通しが良いシステムと言えると思います。
それに、クラウドシステムなので「こういうお客様のお問い合わせなんですが」とスタッフからの質問に、帰宅後だと「明日回答します」としかお答えできなかったものが、すぐに共有して返答できることでお客様もお待たせしなくなりました。
最近のお客様、特にカプセルホテルのユーザーはレスポンスが早く正確なことに一定の評価を置いています。そのためすぐに答えが出ないと別のところへ行こうとなってしまい、続けば大きな損失に繋がります。
そういった点をフォローできる意味でも、inntoにして良かったと感じます。

前のシステムに比べるとUIを含め見やすくなった感じでしょうか?


前のシステムもホテルを運用している専門的な知識があるスタッフからすると、とても良いシステムでした。
それに比較すると、今回は本当にスマホユーザーやiPadユーザーなどにとって使いやすいUIになっています。
もちろん導入するにあたってスタッフと一緒に1ヶ月使いながら色々検討していましたが、思っていたより簡単な方法で操作ができたり、若いスタッフが先に気づいた使い方に我々の方があとから気づいたりと、スマホネイティブ世代にとってシームレスに直感的に操作しやすいようにできています。

どのあたりに使いやすさを特に感じますか?

タッチパネルでお部屋の移動ができたり、どんな画面からでもチェックイン作業ができるところですね。毎回ページを遷移しなくても、すぐにチェックイン業務ができることは大きいです。
今までは「1週間宿泊したい」というお客様がいらっしゃった場合、1回日付と状況を確認してからのお答えでした。今はどこからでもチェックインできるのでお答えも一瞬で可否が出せます。お客様にお待ちいただく時間も大きく短縮されました。
チェックイン時間は1人あたり2~3分程度なので、仮にお客様が多い時間帯でもお待たせすることは殆どありません。

スタッフの入れ替わり、新人教育の時もやはり伝えやすいと感じますか?

そうですね、うちはシステムの更新と同時期にスタッフを入れ替えたばかりなのでその点はまだなんとも言えませんが、ホテル業界は確かに人の入れ替わりが激しく、アルバイトも会社組織の上部も人が流動的です。
そういった環境でもinntoの場合は説明しやすく、導入しやすく、共有しやすく、なによりいじりやすいのも魅力です。
そしてスタッフの不慣れという運営側の都合をお客様に感じさせず、スムーズにサービスを案内してストレスを与えづらいのが我々にとってはとても嬉しいことです。
うちのような1店舗でも感じるので、複数店舗を展開しているところだとより強く感じるのではないでしょうか。複雑で習得に時間がかかるシステムだと、万一を思うとゾッとします。

スマチェの導入はどのような影響を与えましたか?

法律で宿帳を用意しなければいけないのですが、今までは紙だったものをタブレットで電子データとして保管できるようになりました。
過去3年分もの膨大な紙のデータを保管しなければいけなかったものが、現在は管理も楽になりましたし、コスト的にも非常に楽になりました。
紙ベースの宿帳だと保管スペースの確保、個人情報の保護に対する知識、毎日の紙の管理となってくるので、デジタルとは比較になりません。

inntoを導入されて、今後の運用をどう考えておられますか?

かけられるコストが限られた小さなホテルなので、費用対効果はたいへん大きかったと感じています。
今後、なでしこホテルは同様の業務形態の宿泊施設を増やすだけでなく、ここでinntoを含めて培ったノウハウをもとにカプセルホテル運用のパッケージとしてご提案するところまで持っていけることを目指しています。
そういった意味でも、inntoとスマチェの導入は非常に大きな意味がありました。

特に業務効率化に寄与したところや良かった点はありますか?

情報の共有がしやすくなったことで、スタッフ同士の「聞いてなかった」を減らすことができました。なにより、紙ベースだといちいち回覧しなければいけなかったものが、今は端末の上でさっと確認できるので非常に楽です。
そしてお客様の情報がデータ化されたことで、今まで見えていなかったさまざまな動線や時間のデータを取得することができました。
どの時間にどれくらい滞在しているのかもわかり、業務の効率化に役立っています。

今後運用していく上でどのような機能を求められていますか?

現在は感熱紙に印刷するタイプのレシートをお出ししていますが、以前のシステムで出していたA4の上に領収書として印刷するタイプのものもあれば良いと思います。ビジネスユースのお客様にとっては、経理に提出しやすいそうです。
そのようなレシートの種類を複数印刷する機能は、とても地味ですがさまざまなお客様がいらっしゃるホテルという立場にとっては意外と大切なものだと思いました。
また、バックオフィス業務の話になりますが、経理システムとはまだ紐付けがされていないので、なんらかの経理システムに取り込みやすいエクスポート機能があれば良いなという点も感じました。

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NADESHIKO HOTEL SHIBUYA

東京都渋谷区神泉町 10-5
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