【重要】インボイス対応リリース後における帳票の消費税計算動作の影響につきまして

今回のinntoでのインボイス対応動作リリースにおいて、
国税庁のインボイス制度に則した消費税計算に変更となります。

この消費税計算の変更に関連して、帳票データ上で影響が確認される箇所について、ご報告させていただきます。

●対象帳票
　帳票：売上集計表のみ

●該当計算が影響する対象期間
　過去の期間を含む全期間となります。

●該当計算
　インボイス動作適用後は、「消費税等」「10％消費税」「8％消費税」の消費税金額を、
　累積の合計額より算出するように変更します。（小数点以下も含む金額算出に変更）

　※インボイス動作適用前は、「消費税等」の消費税金額を、
　　各予約での算出からの合算で算出されていました。（合算時に小数点以下を切り捨て）

インボイス動作適用後の動作に関しては、実際の帳票では以下の内容が、過去日の帳票データに遡って適用される事になります。

➀帳票：売上集計表の「消費税等」「10％消費税」「8％消費税」の金額算出

➁過去分も含めて全期間

➂「消費税等」の金額だけ必ず変化する。（消費税計算での小数点以下の合算で繰り上がった数値分だけ増える）

➃「室料・科目・消費税等＝売上合計」の計算で、消費税計算での小数点以下の合算で繰り上がった数値分だけ、縦計算が合わなくなる。

※室料・科目に関しては、過去分を含めて影響はありません。

本件の影響に関して、インボイス対応動作適用前に可能な対策作業として、
インボイス動作適用前の帳票データCSVダウンロードされる事を推奨致します。

インボイス対応動作適用後は、過去分に遡って消費税計算算出が適用される為、
適用前のデータを確認する事が出来ません。
その為、保管および管理が必要な場合においては、
保管が必要な対象期間の帳票データCSVダウンロードを行っていただく事を推奨致します。

ご迷惑をおかけいたしますが、ご確認・ご対応をお願い致します。

本ページのインボイス対応リリース後の動作につきまして、再度協議させていただきました。
インボイスリリースにおいて、大変ご迷惑をおかけしておりますが、以下の追加改善対応を予定させていただきます。
また現状の帳票計算の仕方について下部に記述しておりますので、ご確認をお願い致します。

➀発生原因について
・本件の発生原因は、インボイス対応での必須要件ではない、帳票（売上集計表）に対しても、消費税の算出・端数処理を変更した影響でした。
・またインボイス対応を行っている会計明細（領収書）と、帳票（売上集計表）の消費税の算出・端数処理を同一としていた為、他の項目との計算が合わなくなっておりました。
　　　
➁今後の対応について
・本件は、帳票（売上集計表）の消費税の算出・端数処理を一部改善いたします。
・また上記修正後は、過去の帳票（売上集計表）を含めて縦計算が合うように改善されます。
・対応予定につきましては情報が確定次第、再度全施設へ通知・共有致します。

③現状の対応について
・現状、帳票（売上集計表）においては、先日のインボイス影響を受け、消費税算出分が端数処理を少なくした関係で、その分、以前の消費税より多く計上され、差分が発生しておりました。

・消費税算出で端数分多くなり、差分が出ておりますので、その分の金額を、帳票（売上集計表）の項目の「消費税等」と「うち10％消費税」の項目より、それぞれから差し引いていただき、帳票（売上集計表）での縦計算を合わせた計算で計上していただきますようお願い致します。
　　　　
本件につきましては、インボイス関連リリースに際してご迷惑をおかけして申し訳ございません。

上記内容を踏まえて、現状の処理を行っていただき、inntoにおいての追加動作反映につきましては、改めて弊社からのアナウンスをお待ちいただきますようご案内をお願いします。
　
よろしくお願いします。