いつもinntoをご利用頂き有り難うございます。 inntoは、ご導入頂いている皆様の声を反映し、定期的にアップデート、機能追加をしていく進化するPMS(宿泊管理システム・ホテルシステム)です。
今回、2025年11月27日のアップデート内容をお知らせ致しますので、ご確認下さい。
この度、国際的なゲストへの対応や、多様な経理処理ニーズにお応えするため、
領収書の多言語(日英)対応と領収書タイトル変更機能を追加するアップデートを実施いたします。
本機能により、ゲストへのきめ細やかな対応と、施設様の業務効率化をサポートいたします。
今回のアップデートは、予約管理機能の予約詳細画面および簡易レジ機能の施設会計明細画面から
発行される領収書に適用されます。
※精算機から発行される領収書については適用対象外となります
つきましては、2025年11月27日に予定しておりますアップデート内容について、以下の通りご案内いたします。
1. 領収書項目・明細の多言語(日英)対応
1-1.機能概要
領収書内の各種固定表示項目(例:発行日、電話番号、内消費税等)が、
日本語と英語で併記されるようになります。
また、売上科目設定および入金科目設定に「領収書科目名」フィールドが追加され、
システム上の科目名と領収書印字名を分離して管理できるようになります。
1-2.本機能導入によるメリット
国際的なゲストへのスムーズな対応
英語表記の領収書を求める海外ゲストへ、より分かりやすい情報を提供できるようになります。
経理処理の柔軟性向上
英語での内訳が必要な会計処理にも対応しやすくなり、バックオフィス業務の負担を軽減します。
印字修正の手間削減
事前に「領収書科目名」を設定しておくことで、領収書印刷時に科目名を修正する手間を削減します。
柔軟な科目名運用
システム上で管理する科目名と、ゲストに発行する領収書に印字する科目名を分けて
管理することが可能になります。
1-3.具体的な変更点
【多言語対応対象項目】
領収書内の主要な固定表示項目が、日本語と英語で併記されるようになります。
これには、「発行日/Issue Date」「電話番号/Phone Number」「内消費税等/Including Taxes」「ご利用明細/Usage Details」などの各種見出しや固定ラベルが含まれます。
ただし、明細内の各科目名(Description)は自動翻訳の対象外となります。
・「宿泊料」「入湯税」「地方税」の科目名を除く、その他の科目名について:
後述する「領収書科目名」フィールドに施設様ご自身で日本語と英語など、
複数言語の併記名称を設定いただくことで、「現金/Cash」のように
複数言語表記での印字が可能となります。
・「宿泊料」「入湯税」「地方税」の科目名について:
「領収書科目名」フィールドでの日英表記の設定はできません。
上記すべての科目名を含め、領収書編集のタイミングで任意の名称に修正することは引き続き可能です。
【「領収書科目名」フィールドの追加】
売上科目登録、入金科目登録のそれぞれの設定に「領収書科目名」という項目が追加されます。
この「領収書科目名」に設定された名称が領収書に印字されるようになります。
本フィールドは自由記述の項目となります。
日本語のみを入力した場合はその日本語のみが、また英語のみを入れた場合はその単語が表示されます。
領収書にて日英表記されたい場合は、「現金/Cash」のように併記してご入力ください。
「領収書科目名」が空欄の場合は、領収書には従来通り売上・入金科目設定の「科目名」が出力されます。
また、領収書以外のinnto画面上における科目名の表示についても、売上科目登録や入金科目登録の「科目名」が引き続き表示されます。
【従来の機能の維持】
これまで通り、領収書編集のタイミングで任意の科目名を設定することも引き続き可能です。
1-4.表示イメージ
【アップデート前】
【アップデート後】
2. 領収書タイトル変更機能の追加
2-1.機能概要
領収書の発行時に、タイトルを「領収書」以外に任意で変更できるようになります。
2-2.本機能導入によるメリット
多様な書類発行への対応
ゲストからの「請求書」「明細書」「見積書」などのリクエストに対し、
inntoから柔軟に対応できるようになります。
施設の経理処理の選択肢拡大
施設の運用に合わせて、発行する書類の名称を自由に設定できます。
2-3.具体的な変更点
【タイトル入力欄の追加】
領収書の宛名入力画面に、タイトルを編集できる入力欄が追加されます。
【デフォルト設定】
入力欄にはデフォルトで「領収書」と表示されます。
このまま発行した場合、「領収書 / Receipt」として発行されます。
【任意文字列の反映】
入力欄に任意の文字列(例:「請求書」「明細書」)を入力すると、
その内容が領収書のタイトルとして反映されます。
【入力制限】
全角30文字まで入力可能です。
2-4.操作イメージ
【タイトル入力画面】
【タイトル変更後の領収書】





